2012/12/06 17:47:28 | 日常
結婚してから一年が過ぎ、そろそろ「子供ができたら…」という妄想がある程度のリアリティをもって私の妄想ライフに取り入れられるようになってきたのですが。
この時期!クリスマス間近!!
大人の私だってこんなにワクワクしているのですから、子供だってもちろんワクワクするはずです!
子供ができたら、クリスマスにあんなことしたい、こんなことしたい…と色々あるのですが、もちろん一番は、サンタさんを演じたい!!!!
サンタさんやってみたいなぁ…。ガチで信じるような演出してみたいなぁ…。
というのも。
私は結構大きくなるまでサンタさんを信じていたタイプなのです。
親が(主に母)まるっきり私のような感じで、子供をガチで騙しにかかってきてたのです。
うちのサンタさんは、寝る前に欲しい物を書いた手紙を枕の下に置いておくと朝には手紙がなくなっていて、クリスマスの朝目覚めると枕元に手紙に書いた物が置いてある…というものでした。
小学二年生の時に、転校してきたちょっと都会っぽい雰囲気の子に「サンタさんなんているわけないじゃんwお父さんとお母さんだよw」と言われた時には、「手紙が消えるなんてお父さんとお母さんにできることじゃない!!!」とマジギレするくらい、実に手際よく親たちのサンタ任務は遂行されていたのです。
しかし、友達にハッキリと「サンタなどいない」と言われてしまうと、流されやすい私はちょっと不安になります。
家に帰ってから、母に告げ口しました。
私「友達がサンタなんていないって言って私をいじめる」
母「その子はサンタさんを信じてないからサンタさんが来なくなっちゃったんだよ」
そうか…そうなのか…。可哀想な子だな…。サンタは本当にいるのに…。
あっ、でも私、友達に言われてちょっと不安になってしまった…サンタさんに気付かれて、今年来てくれなかったらどうしよう…。
そんな私の心配に母は気付いていたのでしょうか。
その年の12月初頭。
母「そろそろサンタさんに手紙書かないとプレゼント貰えなくなっちゃうよ!」
母の呼びかけで、私達姉妹はワクワクしながらサンタさんに手紙を書きました。
私と次女がその時何をプレゼントに選んだのかは覚えていないのですが、当時2歳くらいで公園の滑り台が大好きだった三女が、滑り台を所望したことだけはハッキリと覚えています。
枕の下に手紙を置いて寝ると、やはり朝には手紙がなくなっていました。
私「手紙サンタさんが持っていったよ!やっぱりサンタさんはいるんだよ!」
友達「あっそ」
友達はとても冷めていました。お父さんとお母さんに欲しい物を買ってもらうそうです。
うちのお父さんとお母さんはプレゼント買ってくれないけど、サンタさんが来てくれるんだ!ケンタッキーも食べるんだ!シャンメリーも飲むんだ!!
そしてついに迎えた12月24日。
気持ちの盛り上がりは最高潮です。
24日にケンタッキーを食べシャンメリーを飲みケーキを食べ、クリスマスパーティーをたっぷりと楽しんで寝ると、朝には枕元にプレゼントが届いているのです。
それが毎年の我が家のクリスマスでした。
ところが。この年はちょっと違いました。
父、母、私、二人の妹の5人で楽しくご飯を食べ談笑していると、お母さんが突然真顔になりました。
私「?」
母「ねえ…今階段(私達がいたのは二階)で鈴の音がしなかった…?」
私「した…?かな…した…かも…」
階段には、鈴のついたクリスマスリースが飾ってありました。
階段を上り降りする際にちょっとぶつかってしまって鈴がなることがよくありました。
うちは二世帯住宅で、一階に祖父母、二階に私達が住んでいました。
が、一階の祖父母が階段を上ってくることはありません。
では誰が…
私(どうしよう…泥棒かお化けだ…)
楽しいクリスマスムードから、いきなり暗闇に突き落とされた気分です。
私(家族みんな殺されるんだ…泥棒かお化けに…せっかくのクリスマスなのに…)
私は完全に恐怖に包まれました。絶望です。こんなに早く死ぬことになるなんて…。
母「見にいってみようよ!!」
私「!!!!????」
自ら殺されに行く…だと…?何を考えているのだ母は…。
母「怖いなら待ってる?」
私「…待ってるの怖いから行く!」
どっちにしろ怖いので、それなら一緒に行くほうがマシです。
母は階段でリースの鈴を指で弾きました。
母「やっぱりこの音だったよね…」
そしてズンズン階段を降りていきます。
私と幼い妹達は、母の後ろにピッタリとくっついて降りて行きました。
そして母が階段を降り切ったところで「あっ!」と声を上げました。
私&妹「!!!!????」
私と妹はもはや半泣きです。母は、恐らくついに泥棒かお化けと遭遇したのです。
母は死ぬでしょう。そして、その次は私達。もはや逃れられない…。
ところが、母は意外にも明るい声で
母「ちょっと見てごらん!」
そう言って私達を階段の下におろしました。
暗い廊下を、目を凝らして見てみると…そこには!3つのプレゼントが置いてあったのです。
私&妹「うわああああああああああああああああ!!!!!」
完全に恐怖が吹っ飛びました。
母「まだ25日じゃないけど開けてみる?」
私&妹「いいの!!??」
母「いいよー」
ビリビリに包装紙を破きました。中には、手紙に書いた通りのプレゼントが!
三女は、室内用のドラえもんの組み立て式滑り台でした。
私たちは喜び、二階へ駆け上がります。
母「ママもパパもずっとご飯食べてたし…おばあちゃんたちは上まで来ないから鈴鳴らせないし…誰が置いたんだろうね?サンタさんかな?」
私「サンタさんだよ!!!だって私達の欲しい物、サンタさんしか知らないもん!!」
私たちは、喜んで二階へ駆け上がり、
私「サンタさんだった!!!」
妹「サンタさんが来たついでにリースの鈴鳴らしてった!!」
とお父さんに報告しました。お父さんは、ビールを飲みながら
父「よかったじゃん!」
と笑っていました。
そして、そんな不思議な出来事が、私たち姉妹のサンタさんを信じる心を強固なものにしたのでした。
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